M-1グランプリ2025に向けた考えと期待

お笑いファンの私、友人に M-1グランプリの個人的見どころを教えてほしいと言われてLINEしたらとんでもない分量になってしまい、LINEだけにとどめておくのはちょっと勿体無いなと思ったので一応noteにも投下しておく。

前置きとして、「今回は恥ずかしながらめぞん、たくろうのネタ履修経験が少ないこともありあまり自信がありませんが、とりあえず思うところを述べておきます。」というのを添えておいた。

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◾️決勝進出のラインナップ
渋いです(いい意味)。キラキラ系が強いていうならエバースしかいません。かために真空、ヤーレンズ、ママタルトが上がっているのはまずわかります。前回敗者復活戦でしっかり爪痕残した、かつどっちもネタ渋いドンデコルテ、豪快キャプテンが上がってきているのが気持ちいいです。山下ギャンブルゴリラが昨年のママタルト檜原くらいかかってしまわないといいなと思ってます。
めぞんはナイチンゲールダンスの同期、そこそこ若手の東京芸人。私はボケの吉野が「板橋ハウス」というグループでTiktokで大バズりしてたことしか知りませんが「勢いよく面白い若手芸人」て感じです(褒めてる)。たくろうは大阪マンゲキ所属で本当に未履修ですすみません、が、最後の戦績が2021のytv新人賞でそこからブランクがあるので、長年の苦難を経て相当渋く仕上がってるのではと思ってます。

◾️21年目のM-1
・コピーの「はじめましょう。」
令和ロマン2連覇、かつ、くるまの漫才過剰考察に始まり、ノンスタ石田さん、粗品などが乗っかった「分析ブーム」はM-1という大会そのものに"ビハインド"を背負わせたと認識してます。ハックしちゃった、攻略法がわかってしまった、教科書ないし型ができてしまった→視聴者が純粋な気持ちでお笑いを楽しめなくなった、という現象です。(自分もお笑いファンの一端としてそのブームを楽しんでしまっているので複雑な気持ち)
その"型"の世界を、20周年を機に一旦終わらせたい、新しいM-1を始めたい、が、今年のM-1で運営が実現したいことだと思います。

M-1×ミチシルベ PV
毎年話題になるアーティストコラボのPV、今年はORANGE RANGEのミチシルベでした。「新しい世界へ一歩踏み出せ」が音楽のテーマ、かつ、そこに重ねられていたメッセージは「誰もが生きづらさを抱える時代に、不器用な生き様さえも芸になる。〜生き様の全てをぶつけてくれ。」
ある意味で(漫才というフィールドにおいては)器用な令和ロマンが終わらせたこれまでのM-1。新しいM-1は、「型」を器用に使いこなす芸人ではなく、「生き様」を不器用にぶつける芸人が始めてくれ、という運営の想いだと思います。この運営の思惑を素直に受け取るのであれば、今年の主役は「型」をものともせずに壊していくコンビ、ないしは、愚直に自分たちなりのネタに向き合い続けるコンビ。前者は真空ジェシカやヨネダ、後者はヤーレンズが代表的です。運営としては真空ジェシカを主人公にしたいんだろうなという考えがラストシーンから透けて見えます(人生、変えてくれ。のシーンで真ん中にいるのが真空)。

◾️わたし個人の期待
誰が優勝とかは予想しない主義ですが、期待していることはいくつかあります。
・ジャンプ的展開、順目でいくならキラキラ系のエバースが昨年よりガチガチに仕上げてそのまま優勝。ボケかつネタ担当の佐々木さんの目が昨年と全然違うと話題になってます。
・それこそ、「新しいM-1」を始めて圧倒的に流れを変えてほしいのは真空ジェシカとヨネダ2000。2019年ミルクボーイの後の2020年マヂカルラブリー、2016年銀シャリの後の2017年とろサーモンを彷彿とさせるぶち壊し芸を期待してます。
・いぶし銀のヤーレンズが、不器用にネタに向き合い続ける中、大の仲良しの器用な後輩に2回も負かされるところからの再起、というのももちろん良いです。完っ全にやり口がバレているので、和牛、オズワルド化することだけが心配です。
・あとは、個人的に大好きなママタルトのひわちゃん(檜原)が、昨年最初のツッコミ「エアコンのフィルターか!」がかかりすぎてたのを怒られイジられたのに対して、今年どんなふうに仕上げてくるのかが楽しみです。抑えてくるのか、それとも、昨年以上にかかってくるのか。

以上です、お目汚し失礼しました。
明日は昼のうちにお風呂に入ろうと思います。
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